家庭用白髪染めは医薬品ではないので、スーパーやホームセンターなどで簡単に購入することができます。
使い方も簡単で、添付の説明書通りに使用すれば、初めての方でも白髪をきれいに染めることができます。
しかし、市販の白髪染めの大半にはパラフェニレンジアミン(PPD)と呼ばれる化学成分が使用されています。
PPDとは酸化染毛剤の主成分のひとつで、毛髪の毛皮質・毛髄質へと浸透し、最終的に酸化されて発色する性質を持っています。
現在、使用が許可されている酸化染料は40種類以上あり、これらの組み合わせを調整することでさまざまな色合いを引き出すことができます。
PPDは非常に染毛力が強いので、たった1度で白髪をしっかり染めることができますが、その一方、刺激が強く、肌や髪を傷めてしまうおそれがあります。
また、刺激臭が強いので、白髪染めを使っている際に気分が悪くなるケースも多数報告されています。
白髪染めは基本的に安全に使えるアイテムですが、用法を守らなかったり、個人の体質によっては体調不良や接触性皮膚炎を発症するおそれがあります。
よって、白髪染めを使う際は、必ず事前にパッチテストを行い、安全性を確かめてから使用するようにしましょう。
ちなみに、近年はPPDを使用しない天然白髪染めも発売されているので、市販の白髪染めの安全性が気になる方は検討してみることをおすすめします。